【5月7日 AFP】タイ北部で5日午後に発生したマグニチュード(M)6.0の強い地震で、自宅の倒壊により83歳の女性が死亡したほか、23人が負傷した。タイ防災局が6日、発表した。観光客も多い山岳地帯を中心に、余震が続いている。

 震源の深さが約7.4キロとされる今回の地震は、震源が北部チェンライ(Chiang Rai)県のパーン(Phan)付近とみられている。揺れは震源から数百キロ離れた首都バンコク(Bangkok)のほか、隣国ミャンマーの最大都市、ヤンゴン(Yangon)でも感じられた。

 タイ気象局はAFPに対し、「今朝(6日朝)までの間に、M5.0~5.9の大きな余震が6回観測された」と説明し、小さな余震は数十回あったと付け加えた。(c)AFP