■ネット上で怒り爆発

 埋められる前に撮影されたとされる犬の写真は、同団体が中国版ツイッター(Twitter)の新浪微博(Sina Weibo)に投稿。写真投稿の後には、この疑惑に関する詳細が続けて投稿された。

 城管当局に対する疑惑は激しい怒りを生み、オンライン上のコメントの一部は、何万回も転送された。ある微博ユーザーは「あの当局職員らを穴に放り込むべきだ。けもの以下の存在だ」と怒りをあらわにしている。

 動物虐待を罰する法律がない中国では近年、動物の権利保護を求める運動が高まりを見せている。中国の多くの都市では、野良犬を保護して新しい飼い主を探す政策を取っているが、ボランティアらによると、そうした犬は殺処分されることが多く、時には食用としてレストランに売られることもあるという。(c)AFP