【4月26日 AFP】アフガニスタン北部は2日にわたる集中豪雨に見舞われ、80人以上が死亡し、数十人が行方不明になっている。当局が25日、明らかにした。

 地元当局者がAFPに語ったところでは、死者はいずれも同国北部のジョズジャン(Jowzjan)州で43人、ファリヤブ(Faryab)州で33人、サレポル(Sar-e Pul)州で6人となっている。

 洪水は村や田畑を押し流し、何千もの家屋をのみ込んで、多数の住民が泥れんが造りの家の屋根の上に避難している。孤立した住民のヘリコプターによる救助が続けられている。

 ジョズジャン州の警察幹部はAFPに対し、「救助ヘリコプターが約200人を退避させた。だが、まだ多くの人が屋根の上に残されたままになっており、行方不明者も出ている」と述べた。

 ファリヤブ州知事は、「33人の死亡と2152棟の家屋の損壊が確認された。いくつかの地区が大きな被害を受けている」と語り、雨が続いており、救助活動が妨げられていると述べた。

 サレポル州知事は、洪水で少なくとも6人が死亡、十数人が行方不明になっていると述べた。

 洪水で一帯の農場が破壊され家畜も犠牲となった。アフガニスタン北部では春の雨期にしばしば洪水が発生する。泥れんが造りの家屋は、水位の上昇に対しほとんど防護の役をなさない。(c)AFP