【4月20日 AFP】13-14NBAは19日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が109-105でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)に勝利した。

 ウォリアーズは合計21ターンオーバーを犯しながらも敵地でクリッパーズを下し、ホームコートアドバンテージを奪った。

 クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が22得点7リバウンドの活躍をみせたウォリアーズは、シリーズ対戦成績を1勝0敗としている。

 ウォリアーズはデビッド・リー(David Lee)が20得点、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が14得点を記録した。

 前半を52-52の同点で折り返した第6シードのウォリアーズは、第3クオーターで35-27とクリッパーズを突き放すと、第4クオーターでは最大11点のリードを奪った。

 対するクリッパーズは巻き返しをみせ、試合時間残り3分を切ったところでクリス・ポール(Chris Paul)が3ポイントシュートを決めて102-102の同点に追いついた。

 ウォリアーズは105-105の同点で迎えた試合時間残り24秒の場面で、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が2本のフリースローを成功させて勝ち越しに成功すると、クリッパーズはタイムアウト明けにボールを保持したポールが、ウォリアーズのダブルチーム・ディフェンスに耐え切れずターンオーバーを犯した。

 ウォリアーズはその後、ファウルで得たフリースローをハリソン・バーンズ(Harrison Barnes)が1本成功させて108-105とリードを広げると、クリッパーズもフリースローを獲得したが、通算成功率約86パーセントを誇るポールが2本とも失敗した。

 そしてウォリアーズは試合時間残り6.8秒の場面でトンプソンがフリースローを2本中1本を成功させ、試合を決定づけた。

 この試合では両チームともにファウルトラブルに見舞われたが、ポールと試合終盤に退場処分となったブレイク・グリフィン(Blake Griffin)を擁したクリッパーズが、より大きな打撃を受けることになった。(c)AFP