【4月18日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は17日、ジェローム・バルク(Jerome Valcke)事務局長が22日から24日にかけて、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)の試合会場があるサンパウロ(Sao Paulo)、クリチバ(Curitiba)、クイアバ(Cuiaba)、フォルタレーザ(Fortaleza)の各都市を訪問すると発表した。

 開催国ブラジルを毎月訪れているバルク事務局長は、同国のアルド・レベロ (Aldo Rebelo)スポーツ大臣、大会組織委員会(LOC)のロナウド(Ronaldo)氏、ベベット(Bebeto)氏らと一緒に、この4都市のうち、まず初めにブラジル対クロアチアの開幕戦が6月12日に予定されながらも、完成が遅れているアレーナ・デ・サンパウロ(Arena de Sao Paulo)を視察する。

 スタジアムは未完成のまま、15日に華々しい式典のなかで建設会社から所有者のコリンチャンス(Corinthians)に引き渡されており、5月20日にはFIFAに引き渡される予定となっている。

 同スタジアムでは、昨年11月に2人、今年3月に1人、合計3人の作業員が現場で死亡する事故が起きており、完成が遅れている原因となっている。

 続いて、バルク事務局長はクリチバ南部のアレーナ・ダ・バイシャーダ(Arena da Baixada)の視察に向かう。ここは同氏が計12会場から除外すると示唆し、急ピッチで建設工事が進められた結果、2月に開催が決定した。

 23日には、こちらも未完成となっているクリチバ中心部の会場を訪れたのち、南部にあるポルトアレグレ(Porto Alegre)を視察する。ここは完成したものの、周辺の関係施設はまだ建設中となっている。

 バルク事務局長は先月、最後にブラジルを訪問した際に、メディアセンターなどの関係施設地域にかかわる責任問題が、将来「別の建設工事のやり方を模索する必要がある」主催者側にとって、「1つの教訓」になっていると述べた。

 そして24日にはフォルタレーザを訪問し、イベントなどが開催され、チケットを入手できなかったファンが集まる野外会場となる場所を視察する。

 バルク事務局長は視察のあと、25日にリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で開かれるLOCの理事会に出席する。(c)AFP