【4月14日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のサミ・ケディラ(Sami Khedira)が13日、クラブの練習に5か月ぶりに復帰し、ドイツ代表としてW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に間に合う可能性が広がってきた。

 27歳のケディラは、イタリア代表と1-1で引き分けた昨年11月の国際親善試合で膝の十字じん帯を損傷し、それからほとんどの時間を母国でのリハビリに費やしていた。

 ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督が率いるドイツ代表でケディラはこの4年間重要な役割を担っており、今季終了前に試合に復帰するだけの回復を見せれば、W杯の代表メンバー入りする可能性がある。

 一方、レアルにとっては、16日に行われるFCバルセロナ(FC Barcelona)とのスペイン国王杯(Copa del Rey 2013-14)決勝が、より差し迫った問題となっている。

 ブラジル代表のマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)とスペイン代表のセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)は、4-0で勝利した12日のアルメリア(UD Almeria)戦を故障で欠場したものの、この日練習に参加して出場の可能性が出てきた。

 しかしながら、世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」を獲得したクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、左太ももの筋肉を損傷して練習を欠席し、出場がかなり危ぶまれている。(c)AFP