【4月11日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は10日、ポルトガル代表ストライカーのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が左太ももの筋肉を損傷していると発表し、翌週に控えるFCバルセロナ(FC Barcelona)とのスペイン国王杯(Copa del Rey 2013-14)決勝への出場が不透明となった。

 レアルは、「ロナウドは検査を受け、左大腿(だいたい)二頭筋を痛めていることが確認された」と発表し、プレーに戻れるかどうかはリハビリの経過次第だとしている。

 スペイン紙アス(AS)は、ウェブサイトでロナウドが約2週間離脱する可能性があると伝えており、16日に予定されている国王杯決勝と、22日もしくは23日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)準決勝第1戦を欠場するとしている。

 今季のリーグ戦で28得点を挙げているロナウドだが、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)に4-0で大勝した5日の試合と、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に0-2で敗れた8日のチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦を、左膝の故障のため欠場していた。

 アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)、FCバルセロナに次いで現在リーグ3位につけるレアルは、12日のリーグ戦でアルメリア(UD Almeria)と対戦する。

 その一方で、レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督にとっては喜ばしいニュースもあり、ブラジル代表のマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)が10日から練習に復帰している。

 マルセロは10日前にハムストリングを負傷し、ドルトムント戦の欠場を余儀なくされていた。(c)AFP