パッキャオに勝利も「人生の暗黒期」味わったブラッドリー
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■「パッキャオ最後の試合になる」
ブラッドリーは、妻で現在はマネージャーを務めるモニカ(Monica)さんが、自身を人生のどん底から立ち直らせてくれたと信じている。
「人生で大事なものに気がついた。そして、誰が大切なのかということにも」
2013年にブラッドリーは、苦境を乗り越えてルスラン・プロボドニコフ(Ruslan Provodnikov、ロシア)に3-0の判定勝ちを収め初防衛に成功すると、2012年12月にパッキャオをKOで倒していたファン・マヌエル・マルケス(Juan Manuel Marquez、メキシコ)にも2-1の判定の末に勝利し、2度の劇的な勝利を経験した
その過程で、ブラッドリーは批判をそのままにしておく術を学んだという。
「僕には何ら影響がない。自分が誰だか知っているから。僕は最高のファイターだ」
ブラッドリーのトレーナーを務めるジョエル・ディアス(Joel Diaz)氏も、12日の試合ではブラッドリーが35歳のパッキャオを下し、引退に追い込むと信じている。
「そのために来たんだ。マニー・パッキャオの最後の試合になると思うね」