【4月10日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)で準々決勝敗退に終わったマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のデビッド・モイーズ(David Moyes)監督は、チームが後半に「学生レベルのミス」を犯し、相手にリードを許したことを認めた。

 ユナイテッドと対戦した王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、9日にホームで行われた第2戦を3-1で制し、2試合合計スコア4-2で準決勝進出を決めている。

 後半12分にパトリス・エヴラ(Patrice Evra)が見事な先制点を挙げたユナイテッドだったが、それからわずか69秒後にバイエルンのマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)に許した同点ゴールを含め、試合終了までの約30分間で3得点を奪われた。

 バイエルンはトーマス・ミュラー(Thomas Muller)のゴールで勝ち越しに成功すると、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)の得点でモイーズ監督が率いるユナイテッドを準々決勝敗退に追いやり、5月24日にポルトガル・リスボン(Lisbon)で行われる決勝に向けて大きく前進した。

 ユナイテッドのモイーズ監督は、「選手はよくやったと思っている。ただ1つ失敗だったのは、得点直後に失点を喫したことだ」と話した。

「私のチームには、経験豊富な選手がそろっている。そして、われわれが学生時代に教わったのは試合に集中し、失点を喫した後に自分の役割を果たすことだ」

「プレーには満足しているが、最終的にはいくつかのささいなミスを犯した代償を支払うことになった」

「われわれは素晴らしいプレーを披露し、厳しいマークで相手をうまく封じ込んでいた。こんなに早く敗退してしまうのは本当に残念だ」

「長時間にわたって彼らを封じ込んでいたのだが、うまくいかなかったね」

「1点ビハインドの場面(1-2)では、同点に追いつく絶好の機会があった。それに、第1戦よりも多くの得点チャンスを作ってみせた」