【4月9日 AFP】肺炎のため入院していたコロンビア出身のノーベル賞作家、ガブリエル・ガルシア・マルケス(Gabriel Garcia Marquez)氏(87)が8日、約1週間ぶりに退院し、メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)にある自宅に戻った。ただし、容体は「細心の注意を要する」状態だという。

 メキシコ保健相によると入院中、マルケス氏には高齢を理由に特別な治療が行われた。退院後は自宅で、新たな感染症を防ぐための酸素療法が続けられるという。

 マルケス氏は3月31日、肺と尿路の感染症のために入院、抗生剤による治療を受けていた。(c)AFP/Yemeli ORTEGA