【4月5日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)は4日、ワールドグループの準々決勝が各地で行われ、カザフスタンと対戦したスイスは1勝1敗で初日を終えた。

 スイスは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)王者で世界ランク3位のスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka)が、同64位のアンドレイ・ゴルベフ(Andrey Golubev)に6-7、2-6、6-3、6-7でまさかの敗退を喫し、母国のジュネーブ(Geneva)で1-0とリードを奪われた。

 しかし、四大大会(グランドスラム)通算17勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer)が6-4、6-4、6-2でミハイル・ククシキン(Mikhail Kukushkin)を下し、成績を1勝1敗のタイに持ち込んで何とかスイスの面目を保った。

 世界ランク4位のフェデラーは、落ち着いた試合運びで同56位のククシキンにセットを譲らず、2011年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)1回戦以来となる、2度目の対戦をふたたびストレートで退けた。

 フェデラーは、「落ち着いていることが大事だった。よく集中できたし、脚の感覚が良かったのでサーブもうまくいった」と試合を振り返った。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN