【4月3日 AFP】4日から始まる男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)準々決勝に臨む王者チェコ代表は、トマス・ベルディハ(Tomas Berdych)の大きな存在感を欠きながらも、手負いの日本から勝利を挙げることが見込まれている。

 日本のナンバーワン、錦織圭(Kei Nishikori)が米マイアミ(Miami)で行われたソニー・オープン2014(Sony Open 2014)で脚の付け根を負傷して欠場が決まっていたが、さらに添田豪(Go Soeda)が発熱し、日本はダブルパンチを受けた。

 ヤン・ハジェク(Jan Hajek)を膝の故障で欠くチェコのヤロスラフ・ナブラチル(Jaroslav Navratil)監督は、愛想良くチェコが東京で圧勝することはないとコメントした。

 ナブラチル監督は3日、「誰と誰が対戦するかは重要なことではない。自分たちのプレーと日曜(6日)までに3勝を挙げることに集中しなければならない。デビスカップでランキングは重要ではない。まだまだ日本のチームは強い」とコメントした。

 しかしながらルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)は言葉を濁すことなく、「日曜日には僕らが3勝を挙げているだろう」と簡潔に答えた。

 ソニー・オープンでロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を破った錦織を中心とした日本は、2月に負傷者を欠いたカナダを相手に勝利を挙げ、1981年に現フォーマットとなったデビスカップでは初めてとなる準々決勝進出を果たした。

 日本の植田実(Minoru Ueda)監督は、錦織欠場は痛いとしながらも、「全員が力を合わせ、持てる力を全て出さなければならない」とコメントした。

 チェコが世界ランク40位台のロソルとラデク・ステパネク(Radek Stepanek)をそろえる中、3日間で計5試合行われる準々決勝で日本は完敗を避けるための戦力を現実的に欠いており、同190位につける21歳のダニエル太郎(Taro Daniel)の初招集を余儀なくされている。

 初日に行われるシングルスの初戦で伊藤竜馬(Tatsuma Ito)がステパネクと対戦し、第2試合で大会初出場を飾るダニエルがロソルと顔を合わせる。

 2日目のダブルスでは伊藤/内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)組がステパネク/イリ・ベセリ(Jiri Vesely)組を迎え撃ち、3日目は、初日のシングルスの対戦相手を入れ替えて試合が行われる予定となっている。(c)AFP/Alastair Himmer