【4月3日 AFP】(一部更新)米テキサス(Texas)州のフォートフッド(Fort Hood)陸軍基地で2日、銃撃事件が発生し、米当局者によると1人が死亡、14人が負傷した。

 米CNNテレビは、発砲の容疑者も銃で撃たれたとし、自殺を図った可能性もあると伝えているが、同当局者は、死亡したのが容疑者かどうかは確認できないとしている。同基地も銃撃があったことを確認し、全職員に安全な場所への避難を命じたと発表した。

 また地元テレビ局KCENが伝えた情報によると、負傷者のうち少なくとも1人が病院に搬送され、1人が胸を撃たれた。同局は目撃者の話として、容疑者はグレーのトヨタ自動車(Toyota Motor)製自動車に乗った白人の男で、45口径の拳銃を使用していたと伝えた。男は基地の医療施設内にいたとみられている。

 同基地では2009年11月、陸軍少佐のニダル・マリク・ハサン(Nidal Malik Hasan)死刑囚が銃を乱射し、13人を殺害する事件が起きている。(c)AFP