【4月2日 AFP】チェルシー(Chelsea)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)準々決勝第1戦を控えるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が1日、プレミアリーグ移籍のあらゆる可能性を否定した。

 フランス・リーグ1で首位を独走するPSGは、今季公式戦通算40得点のイブラヒモビッチという魔除けを手に、本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)にチェルシーを迎え撃つ。

 オランダ、イタリア、スペイン、フランスでリーグ優勝を経験しているイブラヒモビッチは、32歳となる現在までイングランドでのプレー経験はないが、2011年にカタール・スポーツ・インベストメンツ(Qatar Sports InvestmentsQSI)が買収し、資金が潤沢のPSGですべてが上手くいっている以上、この先もプレーすることはないと認めている。

 年俸推定1500万ユーロ(約21億円)で、2016年までPSGと契約しているイブラヒモビッチは、「ここでとても満足している。クラブは驚くべき仕事で、ほかのトップレベルのクラブに近づいた。ほかのどのクラブでも経験したことがない、大きな変化と発展をピッチの内外で目にしてきた」と語った。

「低い目標やほどほどの目標に落ち着いてもいいところで、ここのみんなは高みを目指しているんだ!イングランド行きは、現時点では検討事項として持ち上がっていない。何よりイングランドに自分を連れていくのは無理だと思う。このプロジェクトを動かしている人々が手放さないだろう」

 2012年にイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)からPSGに移籍したイブラヒモビッチは、「ミランにいた時は、イングランドのクラブといくつか話をしたが、過去を振り返ったり、あの時イングランドに行っていればとは思わない」

「プレミアリーグに敬意は持っているが、そこでプレーしていないことに後悔はない」

 しかしながら、現在チェルシーで指揮を執り、2008-09シーズンにはインテル(Inter Milan)でイブラヒモビッチと一緒に仕事をしたジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、海峡の反対側でのプレーを経験しないのはもったいないと考えている。

 モウリーニョ監督は、「PSGに満足しているのは分かっているから、きっと残るに違いない。しかし同時に、サッカーの主要各国でプレーし、多くのものを勝ち取ってきたイブラヒモビッチが、世界最高のリーグでプレーせずにキャリアを終えるのは残念だと思う」と語った。