コンテ監督、テベスの代表招集外を歓迎
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【3月28日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は27日、アルゼンチン代表のアレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)監督がカルロス・テベス(Carlos Tevez)を招集していないことについて、何の不安もないと述べた。
テベスは、リーグ三連覇と史上初の勝ち点100を今季狙うユベントスにとって中心的存在の一人となっている。
しかし、コンテ監督は「サベジャ監督が彼を代表に選んでいないおかげで、彼はチーム練習ために残ることができている。すでに多くの選手が代表戦で不在となっている」と述べた。
2-1で勝利した26日のパルマ(Parma FC)戦で、チームの全得点を記録したテベスは、トリノ(Torino FC)のチロ・インモービレ(Ciro Immobile)を1点上回り、得点王争いで首位に返り咲いた。
しかし、サベジャ監督はFW陣にリオネル・メッシ(Lionel Messi)をはじめ、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)、エセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)らを擁しており、同指揮官の下で一度も代表に選出されていないテベスは、近いうちに招集されることはないだろうとコメントした。
テベスは「ピッチ上で自分の仕事をするだけだ。そのあとW杯に行けるかどうかはサベジャ監督次第で、決めるのは自分じゃない」と語った。
「電話をかけて、説得しようとはしない。選ばれなかったら、家族と海辺に出かけるよ」
リーグ首位に立つユベントスは、同2位のASローマ(AS Roma)との勝ち点差を14としている。(c)AFP