【3月24日 AFP】テニス、ソニー・オープン2014(Sony Open 2014)は23日、男子シングルスの3回戦が行われ、大会第5シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-3、6-3でオランダのティーモ・デバッカー(Thiemo De Bakker)を下し、4回戦に進出した。

 この大会を2度制しているフェデラーが、暑さと湿気の中、わずか1時間強で効率的に勝利し、楽々と4回戦に駒を進めた。

 32歳のフェデラーは、ブレークすれば勝利となる相手のサービスゲームでマッチポイントを2度しのがれた。しかし、デバッカーは重要な場面でダブルフォールトを記録し、最後はバックハンドがアウトとなり、フェデラーが今季21勝目を挙げた。

 4回戦で第9シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)と対戦するフェデラーは、「自分のゲームでは本当に良い感触だ」とコメントした。

「自信は深まっているし、良く動けている。自分のここまでのプレーぶりに心が躍っているよ」

 フェデラーは、次戦の対戦相手であるガスケとは前年11月のATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2013)を最後に対戦がなく、情報を集める必要があると語った。

「これまで何度も対戦してきたけど、今の彼がどういうプレーをしているのかはよく分からない。そこを少し探る必要がある」

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