■香川先発も得点はならず

 モイーズ監督は、アレクサンダー・ビュットナー(Alexander Buttner)、香川真司(Shinji Kagawa)、アシュリー・ヤング(Ashley Young)を先発起用し、さらにマイケル・キャリック(Michael Carrick)をセンターバックに据えて驚きを提供した。

 キャリックは出場停止のネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)、負傷のリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)に代わって古巣相手にDFを務めた。

 ルーニーは前半8分、ジェームズ・トムキンス(James Tomkins)をいなしてウェストハム陣内に入り込むと、約60ヤード(約55メートル)の位置から山なりのシュートで相手GKアドリアン(Adrian)を破った。

 その後、香川がリードを広げるチャンスを手にしたが、シュートはアドリアンの正面を突いた。それでも、同33分にマンチェスター・ユナイテッドはカウンターアタックから追加点を挙げた。

 ヤングが右サイドからクロスを上げると、これをマーク・ノーブル(Mark Noble)がゴールの反対側へ弾いたが、ボールは走り込んできたルーニーのすねに当たり、ネットに吸い込まれた。

 この得点はルーニーのマンチェスター・ユナイテッドでの通算212得点目となり、ジャック・ローリー(Jack Rowley)氏を抜いて、クラブの歴代ゴールランキングで3位に躍り出た。マンチェスター・ユナイテッドの歴代最多得点者は249ゴールのボビー・ チャールトン(Bobby Charlton)氏で、2位には237点のデニス・ロー(Denis Law)氏がつけている。(c)AFP