【3月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を指揮するジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が、FCバルセロナ(FC Barcelona)の監督時代について、チェルシー(Chelsea)に敗れ、スター選手たちのやる気を保てなくなったことが、政権が終わるきっかけだったと語った。

 スペインの強豪バルセロナで最も大きな成功を収めた指揮官であるグアルディオラ監督は、めずらしくバルセロナ退任の経緯について口を開き、「選手たちが自分の手の届かないところへ行ってしまえば、監督としては、場所を移す時が来たということだ」と語った。

 現在はバイエルンを率いる監督は、チェルシー戦の敗戦は「照明がいきなり消えた」かのような「ひどく悲しい瞬間」だったとコメントした。

「2012年のサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2011-12)準決勝で、チームがチェルシーに負けて敗退したのを見た時が、まさしくそういう瞬間だった」

「われわれは相手よりも優れていたが、第2戦で不用意なゴールを許し、結局は大会から姿を消すことになった」

 独自動車メーカー、アウディ(Audi)の年次報告書に掲載されたインタビューで、グアルディオラ監督は「私にとっては本当につらい負けだった。もはやチームが手の届かないところに行った気がした」と語った。