マレーとレンドル氏が師弟関係を解消
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【3月20日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は19日、双方の合意の上、コーチのイワン・レンドル(Ivan Lendl)氏とのパートナーシップを解消することを発表した。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)覇者のマレーは、自身の公式ウェブサイトで共同声明を出しているが、関係の解消はチェコ出身のレンドル氏の提案だったと見られている。
レンドル氏は、「アンディと過ごした2年間は私にとって最高の経験だった」とコメントしている。
「彼は一流選手だ。主要タイトルを獲得するという目標の達成を見届けた今、私自身のプロジェクトに集中する時期が来たと感じている。これから世界中でのイベントに参加することも含めて考えている。私自身とても楽しんでいるものなんだ」
レンドル氏の指導の下、ロンドン五輪での金メダル獲得、2012年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)と昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)制覇を経験したマレーは、「2年間イワンが一生懸命指導してくれたことを、ずっと感謝し続ける。これまでのキャリアで一番の成功を経験した」と述べている。
マレーは腰の手術からの再起を図っており、米マイアミ(Miami)で開催されるソニー・オープン2014(Sony Open 2014)で昨年に続く連覇を目指している。
「チームと相談して、ここからどう前進するか、次のステップを検討するよ」
(c)AFP