【3月19日 AFP】ロシア・プレミアリーグのゼニト・サンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)は18日、アンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)氏の新監督就任を発表した。

 欧州サッカーのトップクラブ入りを目指すゼニトが、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)やトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を率いたビラス・ボアス氏の招へいを決めた。

 クラブは声明で、ポルトガルリーグのFCポルト(FC Porto)で監督としての名声を高めた36歳のビラスボアス氏が、3月20日にクラブと正式に契約を結び、先日解任されたルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)前監督の後任に就くと発表した。

 ビラス・ボアス氏は、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と対戦する欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝トーナメント1回戦第2戦の翌日から監督に就任する。ゼニトは2-4で敗戦した第1戦からの巻き返しを目指しており、同試合はセルゲイ・セマク(Sergei Semak)氏が暫定監督として指揮を執る。

 クラブは「ゼニトは新監督となるアンドレ・ビラス・ボアス氏と契約の条件で合意に至りました。ゼニトの新監督としての契約書への署名と、ビラス・ボアス氏のサンクトペテルブルク(St Petersburg)での指揮の開始は、3月20日を予定しています」と声明を発表した。(c)AFP/Alexandre FEDORETS