【3月10日 MODE PRESS】デザイナーのジミー・チュウ(Jimmy Choo)氏が、シューズデザインへの情熱について語った。

 今後の展望や計画について聞かれたチュウ氏は、「私はまだ靴のスケッチもデザインも続けています。シューズデザインなしでは生きていけません。最近は若い人達を教育する機会や、彼らと働く機会も増えています。でも自分が現役を退くことは考えてはいません。むしろ、辞められません。美しい靴をデザインすることで、自分自身が満足感を得ているからです。もう何年も続けてきた仕事ですし、私はこの仕事を愛しています」とコメントした。

 またそうした靴作りへの情熱は、小さい頃に見ていた両親の姿勢に影響されていると語った。「私が小さい頃は、iPhoneやテレビ、コンピュータといったものはありませんでした。学校と宿題が終わったら、私の両親はいつも『何か新しいことにチャレンジしてみるかい?』と聞いてくれました。そんななかで私はいつも、両親や叔父が靴を作る姿を見ていました。昔は働いている姿を見るよう勧められたものです。見ることで学ぶことができるからです」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS