試合開始から勢いに乗ったイタリアは、左サイドバックのジョルディ・アルバ(Jordi Alba)がらしい攻め上がりから2分もたたないうちにシュートを放ったものの、これをブッフョンが勇敢に防いだ。

 一方のイタリアも、その直後に幸運な形で先制点を挙げるかと思われたが、アレッシオ・チェルチ(Alessio Cerci)のクロスはポストの内側に当たると、GKイケル・カシージャス(Iker Casillas)がそのボールを抑えた。

 後半に入ると両チームは3選手ずつを交代し、スペインはダビド・シルバ(David Silva)、シャビ・アロンソ(Xabi Alonso)、GKビクトル・バルデス(Victor Valdes)、イタリアはアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)、イニャツィオ・アバーテ(Ignazio Abate)、マッティア・デ・シーリョ(Mattia De Sciglio)を投入した。

 シルバはすぐさまティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)にスルーパスを通してインパクトを残したが、チアゴのシュートはブッフョンの見事なセーブに阻止された。その後、シルバはペナルティーエリア外から得意の左足でシュートを放ったものの、枠をとらえることもできなかった。

 そして、後半18分についにスペインが均衡を破った場面でも、マンチェスター・シティ(Manchester City)に所属するシルバが活躍した。シルバとアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)のワンツーからボールが流れると、ブッフォンの懸命のプレーも叶わず、ペドロがシュートをねじ込んだ。

 同35分にはデビュー戦での得点チャンスがコスタに訪れたものの、シュートはゴールの正面を横切って外れた。(c)AFP