【3月4日 AFP】米国防総省は3日、ウクライナ南部クリミア(Crimea)自治共和国へのロシアの軍事介入を受け、ロシアとの軍事交流を停止すると発表した。

 国防総省のジョン・カービー(John Kirby)報道官の声明によると、米露間の軍事訓練、二国間協議、艦隊訪問、会議の準備などを停止する。一方でカービー報道官は、黒海(Black Sea)や地中海(Mediterranean)、欧州での米軍の態勢に変化はないと強調した。

 現在、黒海にいる米海軍の艦艇はフリゲート艦テーラー(USS Taylor)のみ。テーラーは先月、トルコのサムスン(Samsun)港で座礁し、現在修理中だ。この座礁医事故でテーラーの艦長が解任された。(c)AFP