【3月2日 AFP】スキージャンプW杯2013-14は1日、ルーマニアのルシュノヴ(Rasnov)で女子個人第14戦が行われ、高梨沙羅(Sara Takanashi)が今季11勝目を挙げて、2年連続の総合優勝を飾った。

 高梨は、金メダル候補として臨んだソチ冬季五輪で4位とメダルを逃したが、W杯のクリスタルグローブ(優勝トロフィー)を獲得し、その雪辱を果たした。

 この勝利で高梨は、総合2位につけ、この大会を膝のけがで欠場した五輪金メダリストのカリナ・フォクト(Carina Vogt)に対し、今季5戦を残して大差を付けた。

 100.5メートルと99メートルのジャンプで252点を記録した高梨に続き、226.4点でマレン・ルンビー(Maren Lundby、ノルウェー)が2位、221.6点で伊藤有希(Yuki Ito)が3位に入った。(c)AFP