田中将大、フィリーズとのオープン戦でヤンキース初登板へ
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1月に7年総額1億5500万ドル(約161億円)でヤンキースと契約した田中は、2013年に東北楽天ゴールデンイーグルス(Tohoku Rakuten Golden Eagles)でレギュラーシーズン24勝0敗を記録し、日本シリーズでもチームを優勝に導いた。
ヤンキースのジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督は、フィリーズとのオープン戦で先発にC・C・サバシア(C.C. Sabathia)、3回から黒田博樹(Hiroki Kuroda)を登板させ、先発投手の構想に入っている全員をテストする予定としている。
「田中には冷静でいてほしい」と語るジラルディ監督は、「少し心配なのは必要以上に力んでしまうことだ。選手というのは多くの場合、契約に見合う実力を証明しようとする。日本人選手には、ある程度のプライドがあると思う。時には国を背負って投げているという意識が働いてしまうため、力が入りすぎることがある」と述べた。
さらにジラルディ監督は、「ほぼ間違いないが」と前置きし、田中がヤンキースでレギュラーシーズン初先発を果たすのは、開幕3試合目か4試合目なることを示唆した。その場合は、4月3日のヒューストン・アストロズ(Houston Astros)戦か、4月4日のトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)のどちらかになる。(c)AFP