【2月12日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)に移籍した田中将大(Masahiro Tanaka)が11日、入団会見を行い、ヤンキースのユニホームをまとった姿を初めて披露するとともに、大リーグの厳しさと重圧に対する準備はできていると語った。

 田中は「ヤンキースの一員になれたことをうれしく思っています」と切り出し、「このユニホームを着れて、本当にヤンキースの一員になれたんだなあというふうに感じています」と語った。

 田中は1月、7年総額1億5500万ドル(約161億円)でヤンキースと契約し、この日、本拠地ヤンキー・スタジアム(Yankee Stadium)で入団会見を行った。3日後にはチームのキャンプに参加するため、フロリダ(Florida)へ向かう予定となっている。

 田中は「準備はできてます」とコメントした。

 25歳の田中は自信をのぞかせながら、ニューヨーク(New York)のまばゆいスポットライトにうまく対応し、重圧を乗り越えて、米国で最も成功したスポーツチームであるヤンキースを再び成功に導きたいと語った。

「ニューヨークという街は時にはすごく厳しいところだと聞いているので、そういった環境に身を置いても自分の力を出し切れるようにしたいと思っています」

 目標を聞かれた田中は、「ワールドシリーズで勝つことです」と簡潔に答えた。