バンクーバー大会銀メダリストの浅田はまさかの16位に留まり、五輪優勝への道も途絶えてしまった。

 フレデリック・ショパン(Frederic Chopin)の「ノクターン(Nocturne)」に乗せた演技で、浅田は序盤のトリプルアクセルで転倒、続くコンビネーションジャンプでも回転が抜けてしまい55.51点と伸び悩んだ。

 リプニツカヤの演技は団体戦SPで出した得点には7.67点及ばなかったものの、マーク・ミンコフ(Mark Minkov)作曲の「ユー・ドント・ギブ・アップ・オン・ラブ(You Don't Give Up on Love)」に乗せた演技の後には会場から大量の花束がリンクに投げ入れられ、次の滑走者コストナーはそれを避けながらリンクに入場しなければならないほどだった。

 リプニツカヤは「悲しいです。何が起こったのか分からない」とSPを振り返った。

「ジャンプは満足いくものが跳べなかった。明日はしっかりと戦いたいです」

 2012年の世界フィギュア(ISU World Figure Skating Championships 2012)を制したコストナーは、過去2度の五輪で結果を残せていなかったが、フランツ・シューベルト( Franz Schubert)作曲の「アヴェ・マリア(Ave Maria)」に合わせた軽やかな演技で自己最高の74.12点を記録した。

 欧州選手権で通算5度の優勝を果たしているコストナーは、3回転トーループのコンビネーションジャンプを成功させると、続く3回転ループとダブルアクセルでも着氷を決め、演技後には目に涙を浮かべた。(c)AFP