キム・ヨナがSP首位で連覇へ好発進、ソチ五輪
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2分40秒のルーティン冒頭に3回転ルッツ・3回転トーループのコンビネーションジャンプ、さらに3回転フリップとダブルアクセルを組み込んだ金妍児は、「すごく緊張した。足ががくがく震えたわ」とSPを振り返った。
蛍光ライムイエローの衣装に身を包んだ金妍児は、会場にこだまする「ユリア、ユリア(リプニツカヤ)」の大合唱にも負けない流れるような滑りで、観客を圧倒した。
「ウオームアップの時点でジャンプの調子は良くなかった。練習で跳べた良いジャンプを思い出すようにして、自分に言い聞かせたの。自分を信じなさいって」
「最後には緊張がほどけて笑顔が出たわ。私も人間なのでいつも緊張するけど、顔には出さないだけ」
金メダルを獲得した4年前のバンクーバー冬季五輪で記録した78.50点の歴代最高得点には及ばなかったものの、2連覇達成に向けたSPとしては上出来だった。
キムは、ノルウェーのソニア・ヘニー(Sonje Henie)氏とドイツのカタリナ・ヴィット(Katarina Witt)氏に続き、同種目で史上3人目となる五輪連覇を目指している。ヴィット氏は旧東ドイツ代表として、1984年大会と1988年大会で2連覇を達成した。
金妍児はバンクーバー大会で金メダルに輝くも、翌月に行われた世界フィギュア(ISU World Figure Skating Championships 2010)では浅田真央(Mao Asada)に次ぐ2位に終わり、2012年12月に復帰するまで1年半以上も競技から離れていた。
その後、金妍児は昨年の世界フィギュア(ISU World Figure Skating Championships 2013)で再びタイトル獲得しソチ五輪での金メダル候補に浮上したが、今季は右足甲のけがに悩まされ、今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場して比較的小規模な国際大会に2回出場するに留まっていた。