【2月18日 AFP】(一部更新、写真追加)韓国南東部・慶州(Gyeongju)市のリゾート施設で17日、雪が積もった講堂が崩壊し、同国の行政安全省によると10人が死亡、103人が負傷した。うち2人は重傷という。

 事故は午後9時15分(日本時間同)ごろ発生。当時講堂では、大学の新入生歓迎行事のコンサートが開かれており、学生560人以上が出席していたとされている。死者のうち9人は学生だった。

 事故があったリゾート施設一帯の山岳地帯は、先週から例年にない大雪に見舞われていた。消防当局によると、講堂に積もった雪の重みで屋根が崩落したとみられ、建物の耐久性が十分でなかったのではとの疑問が上がっている。朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領は18日の閣議で、事故原因の徹底的な調査を要請した。(c)AFP