羽生が世界最高でSP首位、高橋4位 町田11位 ソチ五輪
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一方のチャンは、14日のフリースケーティング(FS)を2位で迎えられる方が良いと語る。
「2位の方が好きなんだ。追いかけるのが好きだからね」
「羽生が追われる立場にいてくれるおかげで、僕はFSでも試合を楽しめるよ。五輪では背負うものも大きい」
「FSで4点差を埋めた経験は過去にもある。前にもできたんだ、戦略がある」
チャンはこう締めくくった。
「(プルシェンコと)戦えなかったことは悔やまれるよ」
羽生と同じくカナダ・トロント(Toronto)の練習拠点でブライアン・オーサー(Brian Orser)コーチの指導を受ける、世界選手権銅メダリストのハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)は86.98点で3位につけている。
フェルナンデスはトリプルアクセルの着地でよろめく場面があったが、「サタン・テイクス・ア・ホリデー(Satan takes a holiday)」に乗せたルーティンで全体的に安定した滑りを見せた。
フェルナンデスはSPを振り返る。
「今日はついていなかった。よろめく場面が何度もあったね。試合はまだ続いている、できるのは最後まで戦うことだけ」
バンクーバー大会で銅メダルを獲得した高橋大輔(Daisuke Takahashi)は、序盤の4回転トーループが両足着氷となり86.40点で4位に入った。
上位4選手は、五輪男子フィギュアの金メダルを母国に初めて持ち帰るべく、FSを戦うことになる。
町田樹(Tatsuki Machida)は83.48点で11位につけている。