シューマッハ氏のスポークスマンは1月30日、本人の意識の回復も視野に入れつつ、こん睡状態の維持に使う薬の投与量を減らしていることを発表した。そうした方針がいつ始まったのかについては明らかにされていない。

 シューマッハ氏は、仏アルプスのリゾート地メリベル(Meribel)で息子や友人らとスキー中、ゲレンデ外で転倒して岩に頭をぶつけた。その際の衝撃は、着用していたヘルメットが衝撃で2つに割れるほどだった。

 事故後、同氏は直ちにヘリコプターでグルノーブル大学病院(Grenoble University Hospital)へ搬送され、現在に至るまでの集中治療室での治療が始まった。

 外科医は、シューマッハ氏の脳内には出血と脳挫傷が見られ、スキャンによって「広範に損傷を負っている」ことが分かったと発表。手術後の同氏は、損傷が拡大する危険を減らすために人工的なこん睡状態に置かれ、体温も低く保たれた。

 12月30日には、血液を抜くため再度の手術も行われた。(c)AFP