【1月29日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で総合4連覇を達成したセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が28日、昨年12月にスキー中の事故に遭ったミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏が予断を許さない状況にいることについて、まだ受け止めきれていないことを明かした。

 F1で総合優勝通算7回を誇るシューマッハ氏は、仏アルプスの高級リゾート・メリベル(Meribel)のゲレンデでオフピステを滑っていた際に事故に遭い、現在は治療のために昏睡状態が保たれている。

 2014年シーズン開幕前に行われるへレス合同テスト初日の記者会見に臨んだベッテルは、事故を知ったときの状況を「パドックにいるほかのみんなと同じように驚いた」と語った。

「長年の知り合いで、ずっと憧れてきた人だ」

「彼がF1に復帰してからは距離も縮まり、会話もたくさんした」

「彼が目覚めたときにどういう状態になっているのか分からないし、家族と友達はつらい状況にある」

「まだショックから立ち直れない。でも、奇跡が起きて以前の彼のままでいてくれることを祈るよ」