ヤンキース一筋のジーター、今季限りでの現役引退を表明
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【2月13日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のデレク・ジーター(Derek Jeter)が12日、今シーズン終了後の現役引退を表明した。
ヤンキースのスター選手で、ワールドシリーズ王者に5度輝いた遊撃手が、節目の20年目のシーズンをもって現役生活に幕を下ろすことを決めた。
ジーターは自身のフェイスブック(Facebook)ページにメッセージを投稿し、自身を支えた人々、とりわけ昨シーズン終了後に支えとなった人々に感謝を述べた。2013年シーズンのジーターは、その前年のプレーオフで負った左足首の骨折をはじめ、度重なる負傷の影響でわずか17試合の出場にとどまった。
ジーターは、「いつも自分に言い聞かせていたことが一つある。それは、野球を仕事のように感じる気持ちが強くなったなら、それが先に進むべき時だ、ということだ」と書き込んだ。
「だから実際、次が自分にとっての最後のシーズンになるだろうなと自覚したのは、数か月前のことだ。この結論に達して、家族と友人に話したら、100パーセント絶対確実と自分で思うまで、発表は控えた方がいいと言われた」
「だから今は、これ以上確実なことはないと言える。自分ではっきりと分かってるんだ。2014年シーズンが、自分がプロの世界でプレーする最後の年になるとね」
ヤンキースで主将を務め、今年6月に40歳になるジーターは、2013年11月に年俸1200万ドル(約11億8000万円)でヤンキースとの契約を1年延長していた。