【1月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)前監督は24日、進退についてささやかれるデビッド・モイーズ(David Moyes)監督を気づかい、リーグ戦後半の巻き返しで、まだ汚名返上の機会はあると語った。

 ファーガソン氏が昨シーズン終了とともに約27年にわたる指揮官生活から退いて以来、ユナイテッドは成績不振に苦しんでいる。

 エバートン(Everton)を率いていたモイーズ監督は、ファーガソン氏の後継者としてユナイテッドの指揮官に就任したが、これまで前任者の輝かしい治世には遠く及んでいない。

 現在、ユナイテッドはリーグ戦で首位アーセナル(Arsenal)との勝ち点差が14と大きく開いており、4位争いを迫られている。さらにFAカップ(FA Cup2013-14)とキャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2013-14)からも敗退するという、深刻な事態に陥っている。

 それでもファーガソン氏は、過去のシーズン終盤で何度も苦境をはねのけてきたような戦い方ができれば、ユナイテッドの可能性は無限にあると語る。

「ユナイテッドに不可能はない。これまでの偉大な哲学と歴史をもってすれば、常に何でもやり遂げられるはずだ」

「私は好きな時にチームの試合に足を運び、楽しんでいる。チームとしてではなく、今はサポーターとして、ファンと同じように苦しみも楽しみも味わっている。チームがプレーしている姿を見ているのが本当に楽しいんだ」

 就任した当初の数年間で苦しんだ際、ファーガソン氏はユナイテッドの重役から強力なサポートを受けた。そしてファーガソン氏は、ユナイテッドの現オーナーであるグレーザー(Glazer)家が、同じバックアップ体制を敷いてくれるはずだとの考えを明らかにしている。

 既にモイーズ監督は、クラブ史上最高額と伝えられる移籍金3700万ポンド(約62億円)で、チェルシー(Chelsea)からフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)を獲得する許可を得ている。

 ファーガソン氏は、BBCスポーツ(BBC Sport)に対し、「もちろんユナイテッドは独自の哲学を曲げることはないし、常にそれに従うだろう。モイーズ監督の去就についてあれこれ言う必要はない。マンチェスター・ユナイテッドのあるべき姿は、誰もが100パーセント知っていることだ」

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