【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)は20日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第16シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-7、5-7、6-7で第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れた。

 錦織の魂のこもった挑戦を世界ランク1位のナダルが退け、準々決勝進出を決めた。

 今シーズンからマイケル・チャン(Michael Chang、米国)氏をコーチに迎えた錦織は、試合を通じてナダルにプレッシャーをかけ、セットを奪えるチャンスもあったが、フォアハンドのミスが響いた。

 ナダルは試合後、「彼は素晴らしい選手。ケイは素早くボールを打ち返すことができるから、リターンがとても早い。コートの中でのポジション取りが難しく、どのセットも落としかけた。ケイを祝福するよ。素晴らしいシーズンを迎えるだろう。彼はコートの周りで常に素早く動く。今日はバックハンドがさらに早かったから、ポジション取りに苦しんだ」とコメントした。

 ナダルは準々決勝で第22シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦する。(c)AFP