【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)は18日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-2、6-3で第25シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)に勝利し、4回戦進出を決めた。

 グランドスラム(四大大会)通算13勝を誇るナダルはモンフィスを圧倒し、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で行われたこの試合を約2時間で制した。

 ナダルは4回戦で第16シードの錦織圭(Kei Nishikori)と対戦する。錦織は、3回戦で米国のドナルド・ヤング(Donald Young)を7-5、6-1、6-0のストレートで下している。

 2009年大会(Australian Open Tennis Tournament 2009)以来、2度目の全豪制覇を目指すナダルは、今大会に優勝すれば、ともにオーストラリア出身のロイ・エマーソン(Roy Emerson)氏とロッド・レーバー(Rod Laver)氏に続き、史上3人目のグランドスラム全大会複数回制覇の記録を達成することになる。

 ナダルは今大会で一番の出来をみせ、容赦なく、鮮やかなプレーでブレークを6度に奪った。ナダルがアンフォーストエラーを18本にとどめ、21本のウィナーを奪った一方、いちかばちかのショットを繰り返したモンフィスは57本のアンフォーストエラーを犯した。

 ナダルはモンフィスとの12度目の対戦を制し通算10勝目を挙げ、今大会2週目に突入することとなった。

 ナダルは今大会でピート・サンプラス(Pete Sampras、米国)氏に並ぶグランドスラム通算14勝目を目指している。(c)AFP