【1月9日 AFP】あなたのそばを飛んでいるのは、鳥でも飛行機でもなく、個人用の無人機(ドローン)かもしれない──。

 米ラスベガス(Las Vegas)で今週始まった世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics ShowCES)」では、単なる玩具から写真撮影用のものまで、複数の無人機が展示された。

 現在、無人機は米軍や米警察当局などにより幅広く活用されている。インターネット通販小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は無人機による配達サービスの計画を発表したばかりだ。

■子ども向け玩具としての無人機

「民間用の無人機を提供していたが、新たに玩具の無人機を発売する」とAFPの取材で語るのは、仏パロット(Parrot)のニコラス・ハルフタメイヤー(Nicolas Halftermeyer)氏。

「プラスチック製のプロペラなので危なくない。4つのプロペラで自動でバランスを保つことが可能だ」とタブレット端末で操作する無人機が子どもを対象にした製品であることを説明した。