フォーミュラEの初モデルがデモ走行
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【1月7日 AFP】電気自動車で競われる新しい世界選手権、「フォーミュラE(Formula E)」の初の専用マシンが7日、米ラスベガス(Las Vegas)で公開された。
今回お披露目された「スパーク・ルノーSRT-01E(Spark Renault SRT-01E)」は最高で時速225キロメートルのスピードを出すことが可能で、11月に中国の北京(Beijing)で開幕するフォーミュラEにて使用される。
ラスベガスの会場ではテストドライバーのルーカス・ディ・グラッシ(Lucas di Grassi)がSRT-01Eのデモ走行を行い、観客やメディアの前で電気のみで走る同マシンの性能を披露した。
「従来の車とは違う感じがする。今までよりも精密なコントロールが必要だが、効率はずっといい」とディ・グラッシは記者に語った。
また、フォーミュラEのアレハンドロ・アガグ(Alejandro Agag)CEOは、同チャンピオンシップが人々が抱く電気自動車のイメージを変え、消費を呼び込むことを願っているという。
アガグ氏は、「フォーミュラEには使命がある。電気自動車は遅いと思われてきたが、これからはもっと多くの消費者に電気自動車を買ってもらいたい」と語った。
(c)AFP