【1月4日 AFP】女子テニス、ASBクラシック(ASB Classic 2014)は4日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)が6-2、5-7、6-4で米国のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)を破り、優勝を飾った。

 長丁場となった元世界ランキング1位同士の試合を26歳のイワノビッチが制し、2011年のWTAトーナメント・オブ・チャンピオンズ(2011 Garanti Koza WTA Tournament of Champions)以来となるツアー通算12勝目を挙げた。

 試合はイワノビッチが第1セットを5-1とリードしたところまでは一方的な展開だったが、四大大会(グランドスラム)通算7度の優勝を誇るヴィーナスもそこから巻き返し、決着がつくまで2時間19分を要した。

 イワノビッチがヴィーナスに勝利したのは10回の対戦で今回が2度目となった。一方、33歳のヴィーナスはこれで2012年10月以降、タイトルから遠ざかっている。(c)AFP