【1月3日 AFP】ドイツの首都ベルリン(Berlin)にこの冬、ペットの犬や猫のためのレストランが開店した。ペット専用レストランはドイツ初。ただ、贅沢で「退廃的」だとの批判も出ている。

 クリスマス休暇に合わせて市内の高級住宅街グリューネワルト(Grunewald)にオープンした店「ペット・デリ(Pets Deli)」は、地元のペット愛好家向けに犬猫用の「ごちそう」を販売する。総菜は3~6ユーロ(約430円~850円)、カップケーキなどのおやつは4ユーロ(約570円)だ。

 料理は全て、プラスチック容器に詰めてテイクアウト可能。温かみのある木の「テーブル」で金属製の皿に盛りつけてもらい、ペットが店内で食事する間、飼い主がコーヒーで一服することもできる。

 オーナーのダーフィト・シュパニエル(David Spanier)さん(31)は、自分の愛犬がスーパーマーケットで販売されているペットフードで消化不良を起こしたのを見て、犬のための総菜店を作ることを思いついたという。