【1月3日 AFP】米北東部は2日から3日にかけ、暴風雪に見舞われ、空の便では約2200便が欠航となった。

 ニューヨーク(New York)では2日夜から続く暴風雪で気温が氷点下13度まで下がった。ニューヨーク州では瞬間最大風速15.5メートルの強風と10~20センチの積雪予報を受けて、アンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事が災害対策本部を設置。幹線道路を閉鎖する可能性を示唆し、市民に公共交通機関の使用を促した。

 隣接するニュージャージ(New Jersey)州でも、クリス・クリスティー(Chris Christie)州知事が非常事態宣言を発令した。

 吹雪に関する米国立測候所(National Weather ServiceNWS)の警告や勧告はニューヨークのほか、シカゴ(Chicago)、ニューイングランド(New England)、首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)など広い範囲に出されている。

 航空便の運航情報サイト、フライトアウェア(FlightAware)によると、国内・国際線あわせて2200便が欠航した。(c)AFP