【1月1日 AFP】英ロンドン(London)で行われた新年祝賀イベントでは、ピーチ味の食べられる雪や、イチゴ味の霧が、豪華な花火のショーを楽しむ大勢の人たちに降り注いだ。

「世界初の多感覚的な花火大会」と銘打たれた同イベントに参加した約5万人の人々は、花火の色に合わせた味に作られた雪や霧を、突き出した舌で受け止め、その味を楽しんだ。

次々と打ち上げられる花火が11分間にわたり大型観覧車ロンドンアイ(London Eye)を照らす中、会場にはオレンジの香り付きの煙を閉じ込めたシャボン玉や、リンゴやチェリーの味がする霧が放たれた。

イベントに参加した女性は、英テレビ局スカイニューズ(Sky News)に対し「すごい!いろんな味を楽しむことができて、すごくおいしかった」と語った。

ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)市長は「味わい、香りまで楽しめる豪華な花火大会だ。こんな体験をできる場所が、ロンドン以外にあるだろうか」と話した。(c)AFP