エジプト・アズハル大学で学生と警官隊が衝突、学生1人死亡
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【12月29日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)のアズハル大学(Al-Azhar University)で28日、大学の建物に火を放った学生らと警官隊が衝突し、19歳の学生1人が銃で撃たれて死亡、学生101人が逮捕された。当局者と病院関係者が明らかにした。
学生らは試験が行われていた商学部の建物に入って火を放ち、その後、大学構内に突入した警官隊が催涙ガスを使用した。ある警察官は、建物の1階と2階の火が消し止められた後、学生101人が逮捕されたと語った。
アズハル大学では、ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が7月に軍によって解任されて以来、モルシ派の学生が定期的に抗議デモを行っていた。
エジプトでは、モルシ前大統領の出身母体で、暫定政府がテロ組織に指定したムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)への弾圧が厳しさを増している。27日には全国各地でイスラム主義者が抗議デモを行い、当局はこれを取り締まった。
エジプト保健省の28日の発表によると、27日に起きたムスリム同胞団の抗議行動に絡む衝突で死亡した人はエジプト全土で5人になった。(c)AFP/Haitham EL-TABEI