【12月25日 AFP】ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を批判する楽曲をロシア正教会の聖堂で演奏してフーリガン行為で有罪となり服役していた女性パンクバンド「プッシー・ライオット(Pussy Riot)」のメンバー2人が24日、釈放後、シベリア(Siberia)で初めて再会し、ロシアの受刑者を支援する人権団体の創設に向けて話し合った。

 ニジニーノブゴロド(Nizhny Novgorod)の刑事施設に収容されていたマリア・アリョーヒナ(Maria Alyokhina)さん(25)は空路、シベリア連邦管区のクラスノヤルスク(Krasnoyarsk)に向い、医療刑務所から釈放されたナジェージダ・トロコンニコワ(Nadezhda Tolokonnikova)さん(24)と再会した。

 トロコンニコワさんの夫のピョートル・ベルジロフ(Pyotr Verzilov)さんはAFPの取材に、2人が「受刑者を支援する本格的な団体」の創設について話し合ったと語った。