【12月24日 AFP】南極大陸にダイヤモンドが豊富に埋蔵されている可能性を示す論文が発表され、人々の興味をかき立てる一方で、さまざまな議論も呼んでいる。

 17日に英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された論文によると、オーストラリア国立大学(Australian National University)のグレッグ・ヤックスリー(Greg Yaxley)氏率いる研究チームは、「キンバーライト」と呼ばれるダイヤモンドの母岩を東南極のプリンスチャールズ山脈(Prince Charles Mountains)で発見したという。

 メレディス山(Mount Meredith)で採取されたこのサンプルからはダイヤモンドは見つかっていないが、同地域の鉱物の特徴は、ダイヤモンドが見つかっている世界の他の場所の特徴と一致するという。