【12月18日 AFP】国際非営利団体「ジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect JournalistsCPJ)」が18日に発表した世界の記者の活動に関する2013年の報告によると今年、取材に関連して死亡したか投獄された記者の数は前年よりは減ったが、投獄された例は依然、過去2番目に多かった。

 今年、取材活動に直接関連して死亡した記者は52人で、前年の73人よりも少なかった。死亡した記者が最も多かった国は2年連続で内戦下のシリアで、21人が犠牲となった。シリアではまた13人の記者がシリア政府に投獄された他、数十人の記者が反体制派の武装勢力によるものとみられる拉致や拘束に遭っている。シリアでは現在、記者約30人が行方不明となっている。

 以下死亡した記者が多かった国は、エジプトの6人、パキスタン5人、ソマリア4人、ブラジルとイラクで各3人、ロシアとマリで各2人などとなっている。

 一方、投獄された記者は、同団体の記録が始まった1990年以来、最多だった前年の232人に次ぐ211人だった。国別で記者が投獄された例が最も多い国は、2年連続でトルコだった。以下イラン、中国が僅差で続いており、この3か国で今年世界中で投獄されたジャーナリスト全体の半数以上を占めた。CPJ事務局長のジョエル・サイモン(Joel Simon)氏は「ジャーナリストの投獄は、寛容度が低く抑圧的な社会の特徴だ」と述べている。(c)AFP