ドイツの陸上・短距離王者が快足オーバメヤンに挑戦状
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【12月18日 AFP】陸上・男子100メートルのドイツ王者ユリアン・ロイス(Julian Reus)が、ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に所属するピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)に対し、短距離走での勝負を持ちかけている。
ロイスの目的は、オーバメヤンが本当にウサイン・ボルト(Usain Bolt)よりも速いかを確かめることだ。
リーグ戦で今季9得点を挙げているオーバメヤンが、練習の30メートル走で記録したと言われる3.7秒は、ボルトが9秒58の世界新記録を出した2009年のレースでの30メートル通過タイム、3秒78よりも速い。
ガボン代表のオーバメヤンが前週14日、ドイツのテレビ番組で自分はボルトよりも速いと豪語したことを受け、ドイツ短距離界の王者であるユリアン・ロイスは、オーバメヤンとレースで勝負することを熱望している。
10秒08の自己ベストを持つ25歳のロイスは「オーバメヤンがウサイン・ボルトよりも速いなんて、見えすいた作り話だ」と語ったが、現在のところオーバメヤンはこの挑戦に応じていない。
「オーバメヤンのTVでの発言には本当に腹が立ったよ。陸上競技の名誉を取り戻したい」
(c)AFP