【12月18日 AFP】独メディアは17日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke 04)が、イェンス・ケラー(Jens Keller)監督をシーズン終了まで続投させる意向であると報じた。

 スカイ・スポーツ・ニュース(Sky Sports News)、日刊紙ビルト(Bild)、ゲルゼンキルヘン(Gelsenkirchen)の地元紙ルール・ナハリヒテン(Ruhr Nachrichten)など複数のメディアによると、解任のうわさが取りざたされている43歳のケラー監督について、シャルケの首脳陣は少なくとも2014年5月まで留任させることを決断したと伝えている。

 2012年12月にシャルケの指揮官に就任したケラー監督は、スペインの強豪レアル・マドリード(Real Madrid)との対戦が決まった欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)ではチームを決勝トーナメントに導き、国内リーグ戦では6位につけているものの、最近は結果が安定せず、重圧にさらされていた。

 そのため、ケラー監督に代わってヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)の元監督トマス・シャーフ(Thomas Schaaf)氏が就任するとうわさされていたが、クラブの顧問委員会の委員長でもあるクレメンス・テンニース(Clemens Toennies)会長は16日夜、その可能性を否定した。

 ビルトからシャーフ氏について質問されたテンニース会長は、「新しいことは何もない。情報がどこから出たのかもわからない」と答えた。

「(21日の)ニュルンベルク(1.FC Nuremberg)戦まで何もするつもりはないし、その後に集まって結論を出す」

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