【12月12日 AFP】タイ検察は12日、アピシット・ウェチャチワ(Abhisit Vejjajiva)前首相を2010年の治安部隊による反政府デモ弾圧に関連した殺人罪で正式に起訴した。検察当局がAFPに明らかにした。

 アピシット政権下の2010年に、「赤シャツ隊」と呼ばれるタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相の支持者らを中心にバンコク(Bangkok)で行われた抗議デモで、治安部隊は実弾を用いてこれを鎮圧。90人以上が死亡、1900人近くが負傷した。

 タイ検察は、アピシット前首相とステープ・トゥアックスバン(Suthep Thaugsuban)前副首相が治安部隊に出した指示が殺人や殺人未遂を招いたと主張している。

 これに対し、アピシット前首相は無実を主張。起訴は政治的動機に基づくものだと反論している。(c)AFP/Thanaporn PROMYAMYAI