【12月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は11日、グループリーグ最終節の試合が各地で行われ、グループEのシャルケ04(Schalke 04)は2-0でFCバーゼル(FC Basel)に勝利した。

 グループリーグを突破するためには勝利が必須となっていた本拠地でのこの試合で勝ち星を挙げたシャルケは、結果グループステージを2位で終え、決勝トーナメント進出を決めた。

 シャルケは後半のユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)とジョエル・マティプ(Joel Matip)が得点を決めて10人のバーゼルを下し、イェンス・ケラー(Jens Keller)監督にかかる重圧を和らげた。

 ケラー監督は、今シーズンのチームの成績が芳しくないことを受けて進退が危ぶまれており、冬季休暇の間に去就を決定するとクラブに通達されている。

 シャルケは3日にドイツカップ(German Cup 2013-14)敗退を喫した上、リーグでは首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と勝ち点17差の位置につけており、チャンピオンズリーグのベスト16に入ることができなかったら、その時点で監督は就任から1年で解任される可能性があった。

 FCバーゼルは、前半31分にイワン・イワノフ(Ivan Ivanov)がアダム・シャライ(Adam Szalai)を倒して一発退場となったことから、残りの試合時間約60分にかけて10人の戦いを強いられた。

 シャライは、前半30分にハムストリングを痛めた主将のベネディクト・ヘベデス(Benedikt Hoewedes)に代わって投入されたばかりだった。

 ヘベデスも相手キャプテンのマルコ・ストレラー(Marco Streller)にラグビーのようなタックルを仕掛けたが、幸運にもレッドカードではなくイエローカードで済んだ。このタックルでヘベデスは自ら負傷した。(c)AFP